自宅太陽光パネル設置工事の部分足場設置工事の必要性は?

太陽光発電システム

皆さんこんにちは。
自宅の屋根に太陽光パネルを設置します。
工事の一週間ほど前に担当営業さんから”屋根工事の際に部分足場が必要なので足場設置工事をさせてください”と急な連絡がありました。
部分足場が必要な理由を調べてみました。

  • 安全性の確保:
    足場は作業員が高所で安定した場所に立つことを可能にします。屋根上での作業は転落のリスクが伴いますが、足場を設置することで作業中のバランスを保ちやすくなり、転落や滑落事故のリスクを大幅に低減できます。
  • 作業効率の向上:
    足場があれば、作業員は必要な道具や材料を近くに置いておくことができ、作業がスムーズに進みます。屋根に直接材料を運ぶ手間が省けるため、時間と労力の節約にもつながります。
  • 屋根へのダメージ防止:
    適切に設計された足場は屋根への不必要な圧力を分散させ、太陽光パネルの設置中に屋根にダメージを与えることを防ぎます。
  • 総合的なコスト削減:
    足場を使用することで作業時間が短縮され、作業効率が上がるため、結果として人件費を含めた総合的なコストを削済むことができます。
  • 法規制の遵守:
    多くの地域では、建築作業における安全基準として足場の設置が法律で義務付けられています。適切な足場を設置することで、法的要件を満たし、将来的な法的リスクを避けることができます。

無理に屋根に脚立を立てかけて工事したり、滑って不安定で危険な屋根上作業よ作業員の安全性を考慮すればトータルで考えれば足場を設置して工事したほうが間違いはなさそうですね。

太陽光パネル設置工事の請負契約する際には担当営業さんに足場は本当に不要なのかと何度も確認、見積書の内訳もゼロ式となっており項目漏れでもありませんでした。その後現地調査を工事担当者さんに実施していただき梯子で屋根にも上り確認していただいたが、その際の現調報告書にも一切の記載がなくその後1ヶ月以上何の連絡もなく急に”足場が必要”との連絡でした。
必要なら見積もり時に計上してもらえないと投資回収の計算も想定外になるので追加コストは難しい状況でした。
結論としては業者さんの方で足場設置作業費用一式は負担していただけるとのことで設置工事当日の立会は私の方で実施させてもらいました。(立会もタダではないので。。。)

請負契約とは

  • 請負契約は、ある特定の仕事の完成やサービスの提供を目的とする契約の一種です。この契約においては、一方の当事者(請負人)が、他方の当事者(発注者または依頼人)から独立して、約束された作業を完成させることに同意します。以下にその主な特徴を説明します。
  • 成果物の提供:
    請負契約は成果に焦点を当てており、請負人は契約に従って一定の成果物を提供する義務があります。
  • 独立した業務遂行:
    請負人は依頼人の直接の指揮監督下で働く従業員ではなく、独立して業務を遂行します。つまり、作業方法、時間、場所については請負人が自ら決定します。
  • 報酬の支払い:
    成果物が契約の要件を満たした時にのみ、依頼人は請負人に対して報酬を支払う義務が発生します。
  • リスクの所在:
    作業のリスクは主に請負人が負います。例えば、工事が予定通りに進まなかった場合、追加費用は請負人が負担することが一般的です。
  • 契約の詳細:
    請負契約は、成果物の品質、完成期限、報酬額、支払い条件など、作業のすべての詳細を文書に記載します。
  • 請負契約の例
  • 建築工事やリノベーション
  • ソフトウェア開発やウェブサイト制作
  • 専門的なコンサルティングサービス
  • 請負契約の利点とリスク
  • 利点:
  • 依頼人は、必要なスキルを持たない作業を専門家に任せることができます。
  • 請負人は自身の専門知識を活かして柔軟に仕事をすることができます。
  • リスク:
  • 成果物が期待に応えなかった場合、依頼人は納得のいく結果を得るまで追加のコストを負担する可能性があります。
  • 請負人は、予期せぬ問題が発生した場合に自身でコストをカバーする必要があります。
  • 請負契約は、仕事の性質や当事者間の合意に応じて、多様な形態をとることができます。契約内容を明確にし、双方の期待が一致することが成功の鍵となります。また、契約の法的効力を確実にするためには、契約書を作成し、両当事者が署名することが重要です。

契約した以上はその請負契約を請負業者が責任持って例え追加コストがあったとしてもそのリスクを負いながら遂行していく必要があります。
追加コストを依頼するということはナンセンスなことなのです。

私は見積内容の精査、請負契約書の精査もしておりましたから費用負担をお願いされても理論武装しておりました。
今回は業者さんが飲んでくれたので良かったです。工事関連は必ず請負契約を締結しましょう。

足場の費用ですが、おおよそ15万から18万くらいのようです。でも収支に影響が出る追加コストになります。
太陽光パネルの見積の際は足場が必要なのか不要なのか確認するようにしましょう。

下記部分足場となり、屋根部分だけに足場が組まれていることがわかると思います。

色々と不手際が多い担当営業ですが悪い人ではないし、しっかりとした経営基盤や工事保証もあるので発注者側も協力して補完し助け合いながら工事完遂に向かって取り組むことが必要です。
業者に丸投げせず見積精査や契約書精査は自身でもしっかりと行いましょう。
これが最終的には上手くいくプロジェクトの取り組み方ではないかと思います。

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