皆様こんにちは。
私の2012年式アウディTTクーペも今年で12年目となります。
昨年の2月にウォーターポンプからのクーラント漏れも起こしまして色々と部品の予防交換をしなければと思い、今回イグニッションコイルの交換を実施しました。
イグニッションコイル交換作業を動画として記録しておりますのでもしよろしければご覧いただけますと幸いです。
今回交換したパーツ
今回検討したのは安定のボッシュ、HELLAと国内ショップのオリジナル強化イグニッションコイルを検討しました。
候補としては下記です。


下記の国内ショップではH.S.PとZEROLIBERTYさんの製品がありますがH.S.Pの方が数百円安価でした。

私が今回選択したのは安心の国内ショップさんH.S.Pの強化イグニッションコイルを選択しました。
赤いカラーがエンジンルームに映えます。(カバー付くと隠れてしまいますが。)



取付作業
それでは早速取付作業に入っていくわけなのですが、イグニッションコイルを取り外すついでにスパークプラグの清掃を行い点火系を一度リフレッシュするとより交換後の効果を実感できると思いましたのでスパークプラグ清掃も行っていきます。私が利用しているスパークプラグはDENSOのIK22という型番のスパークプラグです。

現行のイグニッションコイルを取り外す
エンジンカバーを取り外す。その後イグニッションコイルに接続されているカプラーを外します。
あとはイグニッションコイル4本を引き上げて抜いていきます。
(かなりキツイので心して力強く抜いてください)

スパークプラグの取り外しと洗浄
プラグレンチを使いプラグを取り外します。
その後、エンジンコンディショナーを使って歯ブラシで汚れを落として最後にパーツクリーナーを吹きかけて仕上げます。エンジンコンディショナーでもかなりの汚れは落とせます、歯ブラシを使って細かい溝の汚れを落としていきます。歯ブラシであれば電極を痛める心配はありません。
エンジンコンディショナーとパーツクリーナーは下記を参考にしてください。






イグニッションコイルの取り付け
イグニッションコイルの取り付けは取り付けの逆の手順で実施すれば基本的には問題はないです。
基本はというのはプラグを取り付ける際はトルク管理が必要となってきます。
どのくらいのトルクかというとプラグメーカーのホームページに記載がありますが私が使っている
DENSOのIK22は25N・m(ニュートンメートル)で締め付けます。新規取り付け時と再取付時でもトルクレンチ利用時は代わりありません。トルクレンチがない場合ですが新規取り付け時と再取付時は下記の画像のように角度で締め付けます。

IK22の場合の新規取り付けは台座に着いてから1/2回転
再取付時は台座に着いてから1/12回転
トルクレンチ利用時は20-30N・mなので間を取って25N・mで締め付け







最後にエンジンルームに工具等の忘れ物がないか確認しエンジンカバーを取り付けましょう。
試運転
すべての作業が終わったらエンジンを掛けて2−3分経過後にエンジンから変な異音が発生していないか確認し試運転として近所を一廻りしましょう。
(変化に驚くと思います 笑。)
効果実感
試運転時に効果は実感できましたでしょうか。イグニッションコイル交換時はスパークプラグの交換も推奨されています。私の場合は変えてから1年も経過しておりませんでしたので清掃で対応しましたが、もし長期間変えていない、中古なので経緯がわからない場合は新品に交換することをおすすめします。
今回のイグニッションコイル交換は久しぶりに効果を体感できるメンテナンスでした。
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